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物忘れが激しく物覚えが悪い、三十路の備忘録

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これは映画館で観ないと損!『GODZILLA』は正しく怪獣映画

2014.07.27 (Sun)
さっそく観ました。GODZILLA。
僕が初めてゴジラ映画を観たのは、今から25年ほど前のことです。

『ゴジラvsビオランテ』から『ゴジラvsデストロイア』まで、いわゆる平成vsシリーズは映画館で観てました。
当時は全席指定の映画館など地元にはなかったもんですから、朝も早くから前売り券を握りしめ、
ゲームボーイをお供に並んだもんです。
そして実に久しぶりに劇場で観賞したゴジラ映画、結論から言うと、非常に面白かったです。

正しく怪獣映画でした。

この映画、しばらくゴジラの姿は出てきません。未知なる巨大生物として、その恐怖だけが少しずつ描写されます。
我々は最初からそれがゴジラだとわかりきっているわけですが、じらされるほど期待感は高まるばかり。
いよいよホノルルに上陸したゴジラの全貌が大画面に映し出され、咆哮した瞬間! 出たー!
たまらない興奮! もう超エキサイト。はっきり言って、これだけでも劇場で観たかいあり。
肝心のゴジラのフォルムは、いい具合にマッシブで、顔もコワい。
ファンには賛否両論あるかもしれませんが、個人的には着ぐるみっぽさと最新CGをうまくミックスした
かっくいいデザインだと思います。
なによりその巨大感が半端じゃない。設定上は日本のゴジラと変わらない大きさなのですが、ずっしりとした
体型のせいか、迫力が圧倒的です。

本作にはゴジラと、ムートーという怪獣が登場します。
彼らの存在はまるっきり災害です。人間の都合などまったく眼中になく、ただ発生し、そこにあります。
結果として瞬く間に壊滅する都市。
もう本当になすすべく逃げ惑うしかないんですね。ハリウッド映画の米軍といえど、反撃するシーンは皆無。
終盤はお約束通りゴジラとムートーによる怪獣プロレスが繰り広げられるわけですが、
めちゃくちゃに大暴れして決着をつけて、最後に残るのは瓦礫の山と静かな海。
一応ゴジラはムートーを撃破するという目的を持って行動するんですけど、徹頭徹尾、人類は蚊帳の外です。
人間とゴジラの間には怒りや憎しみといった感情が入り込む余地はありません。かろうじて描かれるのは、
畏怖、あるいは祈りのみです。
ちなみに、この映画ではゴジラによって人が殺される場面はまったくありません。
日本の初代ゴジラは、水爆によって生み出された、人間のエゴに対する憎悪と反省の象徴でした。
しかし本作のゴジラはむしろ、原子力などをきっかけに乱された地球上のバランスを、再び正す存在として
取り扱われています。このあたりに、日本のゴジラをオマージュしながらもアメリカ人的に再解釈した
監督のメッセージがあるのかもしれません。

とまあ、細かいことを言い出せばいろいろと深読みできるのでしょうが、
怪獣映画として楽しむならそんな細けえことはどうでもいいんだよ、というのが本音です。
若干ストーリーが雑に感じるところもあります。微妙に家族愛などをうたっていたりします。
だけどどれもこれも些末な問題です。


吠えるゴジラ、怪獣同士のバトル、必殺の放射熱線!
王道の怪獣映画としてのツボはことごとく押さえてくれています。それだけで十分です。
映画館で観ないのは間違いなく損。テレビでは味わえない高揚感が絶対にあります。
観ようかどうか迷っているなら、今すぐGOだ!
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