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物忘れが激しく物覚えが悪い、三十路の備忘録

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歌う俳優たち、その2:言いたいことを言う反町隆史

2013.05.30 (Thu)
『ビーチボーイズ』でドラマ初主演を果たした1997年の反町隆史は人気も絶頂。人気者のご多分にもれず同作の主題歌にて歌手デビューを果たす。出したシングルは軒並みヒット、シャープな佇まいもシンガー然としていてキマっていた。
車のCMのせいか、良きオヤジになった近年の反町氏は本当にかっこいいなあ。

『FOREVER』 グレート度:★★★★☆
ドラマ『ビーチボーイズ』の雰囲気そのままな爽やかイントロから、‘風がゆれ~てる~’とドスのきいた低音ボーカルになだれ込んでいく、インパクトあるデビュー曲。
どうも反町氏は自分の言葉で歌いたいとの意志があったらしく作詞を手がけている。なるほど、‘オレは今日も~あるい~てる~’などと歌うあたり素直で味わいがある。
僕らに構わずに時は過ぎ去ってしまうという諸行無常を認めつつも、反町氏は今生きているこの瞬間を刻んでやるぜと高らかに宣言。だから、オレは歩いているとわざわざ言ってみたり、砂の熱さにいちいち感じ入ったりしているのである。変に達観するよりも、こういった真っ直ぐな反町版「今を生きる」のほうを僕は支持します!
言いたいことを言うそんな反町氏の傍らでギターを弾くのは、ボンジョビのリッチーサンボラさん。ただギタープレイヤーとして招聘されたリッチーサンボラさんである。大物感を演出したかったのかもしれないが、どうも人選が微妙じゃないか? それにせっかく呼んだんなら曲作ってもらえよ、と思う。

『ONE』 グレート度:★☆☆☆☆
ヒムロック作曲! これだけでもうシンガー・反町に対する力の入れようが伺えるというもの。反町隆史と氷室京介、骨っぽくギラギラした感じが、どことなく似ている気がしてくるではないか。サングラスの奥で光る鋭い目が見えるようだ。
ところがこれがやけに爽やかで、まるでDEENみたいな清涼飲料系ソングに仕上がってしまっている。『KISS ME』のような曲調のほうがよかったんじゃないのか?
本作に関しては反町のボーカルも、どこか頼りない…。特に、‘エビスィンギーズユ~、エビタイミスユ~、オーライニーディズユ~’と続くBメロが不安定で、聴いているこちらまでハラハラしてしまう。
歌詞のほうも「愛を信じる」系の当たり障りないラブソングで拍子抜け。う~ん。ただ、「流れる時」と「今」という反町なりの生き方みたいなものは前作から一貫している。
せっかくのヒムロックがなんかもったいない。

『POSON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』 グレート度:★★★★★
♪ジャージャガジャーン ジャンッジャジャガジャーン♪
鳴り響くギターとともに現れるグレートティーチャーの姿を、僕らは今でも覚えている。ドラマは大ヒット、主題歌も売れ、おまけに嫁取りまで成功し、紛れもない反町隆史の代表作となった。
‘言いたいことも言えないこんな世の中じゃ~、ッポイズゥン!’というキャッチーなサビがあまりにも有名。ただしこれはメディア規制や社会からの抑圧を嘆く言葉ではなく、周りに流されることなく思うままに生きてみろという応援メッセージなのだ。さすがグレートティーチャーだぜ!
鬼塚というキャラクターを意識したかどうかは知らないが、ポスト金八といってもいいほど歌とドラマがフィットしていた。これは傑作。


的場浩司の不良少年に寄り添った歌詞も魅力的だが、反町隆史が放つ強烈な主張もまたおもしろい。
ただ歌わされるのではなく、やるからには言いたいことを言う反町イズムは歌う俳優の鑑だ。
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