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物忘れが激しく物覚えが悪い、三十路の備忘録

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不調でもなんでも前田遼一を応援しているぞ。前田はゴールマシンじゃない

2013.05.31 (Fri)
僕はジュビロ磐田が好きなので、日本代表でも前田遼一をひいきしている。
ところが最近の前田はリーグでも代表でもゴールが少なく、不調だ、不要だと言われ続けており悲しい! …フォワードなんだから仕方ないんだけどサ。

もともと前田はミッドフィルダー志望で、中村俊輔にあこがれていたという。
そのおかげか若い頃から「テクニックに秀でた選手」という評価を得ていた選手だ。
プロデビューしてからはフォワードや1.5列目を主戦場としていたものの、器用であるがゆえにその評価が定まらず、アテネ五輪のチームにおいてはボランチとして出場したことさえある。

良く言えばなんでもできる。悪く言えば器用貧乏。そんな印象だった。

しかしジュビロでは、2003年、グロインペイン症候群で離脱した中山に代わって出場機会を得るようになると、徐々に得点という結果を残し始めていた。どこか小綺麗だったプレーにも、激しいチェイシングや泥臭く飛び込むシュートが増えて、なんとなく逞しくなった印象があった。
そして2009年、2010年にはJ1得点王に輝き、いつの間にか、Jリーグ屈指の点取り屋へと変貌していたのである。
ここにおよんで‘ストライカー・前田遼一’への世間の期待は一気に高まる。

だがちょっと待って! 誤解を恐れずに言えば、前田はストライカーではないんだ!

たとえば岡崎は、ストライカーだ。なにがなんでも点を取る。
ドラゴン久保も、ストライカーだった。一見だらだらしているようでも、一瞬で獰猛にゴールを奪う。
この2人は「何かやってくれそうな雰囲気」をまとっているが、前田は決してそうではないと多くの人が認めるだろう。
前田は気がつくと点を入れている。
うわっ、きたー! 入ったーー! お?前田のゴールか〜!
…そんな感じなのである。

結果として得点王になったけれど、それは前田が突如ストライカーの猛々しい血に目覚めたわけではない。と僕は思っている。
ジュビロというチームの中で役割を模索し、持ち前の器用さでもって黙々とこなしてきた成果なのである。
本質的にはなんでもできる器用貧乏な前田くんから、そう大きくは変わっていないんじゃなかろうか。


日本代表では、本田のほうがボールの収まりがいいかもしれない。乾のほうが鋭いドリブルをする。パサーは遠藤や清武。香川は屈指のフィニッシャーだし岡崎は誰よりもガムシャラだ。
そんなチームにあって器用貧乏な前田はときに消えてしまっているかもしれない。だけど、なんでもできる前田だからこそ役割を見いだせると信じたい。前田以上にうまくやれるやつはいないんだ! きっと! たぶん! おそらく…!


去年のオマーン戦で決まった本田のボレーは、左サイドで前田が長友に出したスルーパスからだった。
前回のオーストラリア戦でも、左サイドにはたいたあと大きく右にふくらんで、再び左のニアサイドに飛び込んだ前田は惜しいシュートを放った。オフサイドになったものの、センターライン付近から一気に裏を取った前田にロングパスが通った。

実に多才じゃないか!

僕は前田をひいきにしているので、目立ってないからって前田が不要とは言わん!
次のオーストラリア戦も、コンフェデも、来年のワールドカップも、僕は応援しているぞ! 前田くん!
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