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物忘れが激しく物覚えが悪い、三十路の備忘録

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歌う俳優たち、その5:哀しみを歌い続けるハイブリッド俳優、吉田栄作

2013.07.06 (Sat)
あの彦摩呂も輩出したといういわくつきの「ナイスガイコンテスト」出身、モデル上がりで俳優から歌までこなすハイブリッドな存在だった吉田栄作。90年代前半はMr.トレンディといってもいいほどの活躍だった。
ところが95年に活動休止して渡米すると、英語を身につけて帰国、ジャンボになるどころか「ヒモ」だなんだと揶揄されたあげく、なぜか『マネーの虎』のMCに収まるという事態に。芸能界というのは大変です。魔物が棲んでいる。

『心の旅』ジャンボ度:★★☆☆☆
彼の歌でもっとも印象に残っているのがこの曲。当時の僕は子どもだったので、チューリップのカバーだとは知りませんでした。
ニューミュージックの祖が作った曲だけに、もともと古さを感じさせないが、吉田栄作版では当時のJ-POP風アレンジに。結果、大事マンブラザーズバンドみたいになった。
肝心の吉田栄作の歌唱というと、クセもテクもなくストレートで良いです。若々しく力強いところは姫野達也より優れているといえるかも。
なんとこの曲で紅白歌合戦出場。

『僕は何かを失いそうだ』ジャンボ度:★☆☆☆☆
シンガーソングライター・陣内大蔵による作。
うーん、今になってみると何かを暗示するような不吉なタイトルですなあ。コレが言いたかっただけですハイ。

『もしも君じゃなきゃ』ジャンボ度:★★★★☆
紅白2度目の出場は、TMよろしくノリのいいアップテンポなナンバーで。ズッダン、ズッダンというリズムとグルーヴィなベースが心地よい。横文字ばっかやな。
どことなく歌い方が宇都宮隆っぽいのは気のせいだろうか。さ行の感じとか。
松井五郎御大による歌詞は、「もしも愛する相手が君でなかったのなら、僕は僕でいられない」という一途な愛を歌うものだが、「君はもう永遠に眠り続けてるのに」と死別をにおわせる。
吉田栄作の歌って、なんかこういう悲恋とか愛する君とか抱きしめたいとか、そんなんが多い気がするなあ。

『BORO BORO』ジャンボ度:★★☆☆☆
特にヒットもしてないが気になる1曲。ちなみにBORO BOROで検索するとBOROさんの『BORO BEST』などがヒットするので注意が必要。
「悲しくて涙がBOROBORO、こんなにBOROBORO」と、彼女を他の男にとられてしまった悔しさ、未練がましさを歌うバラード。ギターもわんわん泣く。
またしても松井五郎氏の手による歌詞だが、相変わらず報われない吉田栄作さん。栄作をどうしたいんだ! 彼はもうボロボロよ!

『今を抱きしめて』ジャンボ度:★★★☆☆
仙道敦子とのデュオ、“NOA”名義でのシングル。「のぶこのNO」と「AさくのA」とのこと。プロレス団体とは無関係。
いかにもYOSHIKI作という、ピアノとストリングスが流麗なバラード。白いシャツの袖をまくり、胸をはだけさせた吉田栄作が情感たっぷりに歌い上げる。立ち姿はカッコいいんだけど、曲自体は、うーん、ただ綺麗な曲かなあ。
そして!
「過ぎ去った季節に貴方が残した 言葉が忘れられなくて 今も」ときたよ…。男女双方の視点で語られているとはいえ、やっぱり涙する吉田栄作。なぜなんだ!


抱きしめすぎで泣きすぎで別れすぎな吉田栄作ソング。
愁いを帯びた色男の心の旅は、ボロボロになりながらも芸能の世界へ帰結し、歌を歌う情熱もまた燃え盛っているようだ。はたして“太陽野郎”の再ブレイクはいつの日か。
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